2011.4.30.の2
4月30日(土)の②
この後は新しく出来た神奈川芸術劇場へ。
小さなお子さん対象の「あそびば」という企画を三階の中スタジオでやっていて、15時から、さささん演出の「えほんをよむ」があるので、少し早めに行きました。
会場は紙の城。
段ボールで囲われた新聞紙プール。破かれた新聞紙の海に埋もれている子どもたちの幸せそうな顔。
おもちゃなんてなくても、こんなにも子どもたちは、自分の居場所に満足し、何十分でもそこで戯れていられるものなんだ。
でも、家庭にこんな空間は作れないなあ。
普段使わない六畳間いっぱい新聞の海になんて、普通はできるもんじゃない。
段ボールで作ったロボット鎧を着て、子どもたちの新聞や段ボールで作った剣と戦っているのは、のんべさんの奥さんだ!
すごいすごい。
私は新聞で飛行機を作って飛ばしてみたら、結構飛びます。
その後、新聞で兜を作り、気に入ったので被ったまま、「えほんをよむ」を観に行きました。
「えほんをよむ」は普段はラゾーナ川崎プラザソルで行われている、2、3歳から70、80歳まで楽しめるイベントで、朗読、映像、パーカッションや尺八などのBGMというステージです。パーカッションも手作りのオリジナルも取り入れた素晴らしいものだし、朗読の枠を越えたキャスト陣の演技力は是非一度観に来ていただきたい、楽しいものです。
湘南生まれ、湘南育ちの絵本作家、佐々木貴行さん作の絵本を朗読します。
今回は「さらさらいずみちゃん」「ザリガニンジャ」「花火の夜」をやりました。
私は特に郷愁を呼ぶ「花火の夜」がお気に入りですが娘は「ザリガニンジャ」が面白かったようです。
踊り出しそうなリズムに乗って、「拙者の名前は、ザリガニンジャ…」が繰り返されたり、客席参加で、「ごちそうさまでした」や、「ピース、ピース」と大きな声で叫びます。
次回は夏にラゾーナ川崎プラザソルで行われる予定です。
詳細はブログで。
http://m.ameba.jp/m/blogTop.do?unm=ehonwoyomu
さて、終わってから、私たちは関内に向かいましたが、のんべさんご夫妻は桜木町まで歩くと言っていました。
私たちは横浜球場前の公園でチューリップを見ていましたが、ベイスターズ対巨人戦のお客様たちが、まだ試合途中で帰り始めたので、私たちも慌てて帰りました。
今はまだいいけれど、試合が終わったら大変です。
桜木町まで歩いたのんべさんたちは大丈夫だったかなあ。
私たちは横浜のユザワヤに寄ってから帰りました。
新緑や大道芸に人だかり
我折し自作兜を被りをり
球場の歓声響くチューリップ園