2008年10月

2008.10.31.




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ハロウィンだからといって、仮装行列も参加したり見掛けたりもなかったし、トリック オア トリート と言ってお菓子ももらわなかったし(先日泊まった静岡のビジネスホテルでは、フロントで言えばお菓子をもらえたんだけどね)…そう言えば、トリック オア トリートは「トリックアスリート」と言った方が通じるらしい。

What thme is it now? と聞くなら、「掘った芋いじるな」と言った方が通じるし、warterはウォーターと言うより「藁」と言った方が通じるとか…

ハロウィンは、11月1日が諸聖徒日で、日本のお盆みたいなもので、その前夜は百鬼夜行がある、過ぎ越しの祭なんだそうで、私はハロウィンに宇津ノ谷で買った鬼除けの十団子を食べました。

10種類なのかと思ったら、5種類が2個ずつ入っていました。

緑…お茶
赤…桜
黄…みかん
茶…ニッキ
白…ゴマ

お茶と桜とゴマは美味しかったけど、みかんとニッキは固かった。開けた瞬間、ほのかなニッキの香りがよかったし、ニッキって如何にも魔除けってイメージではあるけどね。

お茶とみかんはいかにも静岡らしいな、と思いました。



2008.10.30.




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今日のダンスレッスンは、日曜のダンスジャム本番に向けての最後のスタジオでのレッスンなので、熱が入りました。

風を起こす。

輝く。

柔らかい笑顔と動きでお客様をホワンとさせる。

みぞおちを締めて、顎をひく。

上半身をたくさん動かし、移動を大きく。

三人の立ち位置についても確認し…

本番直前、いい練習ができました。











2008.10.29.




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東海道五十三次歩き十一日目。

丸子から宇津ノ谷峠を越え、岡部、間の宿の横内まで。

宇津ノ谷宿の御羽織屋で、鬼除け十団子(とおだんご)を買いました。

秀吉拝領の羽織などの話をしてくれたおばあちゃんが、「この団子があれば、峠越えも大丈夫よ。鬼や魔物もだけど、今は怖い事件がたくさんあるでしょ。この御団子があれば旅の安全を守ってくれますよ」

昨日も薩た峠の下りで真っ暗なところがあって怖かったから、お団子を持ったら百人力!

宇津ノ谷峠は越えたものの、下っていった側の、車が入ってこられる林道の終点に車が停まっていて、大音響で音楽をかけている。曲は懐かしい、PUFFYの「亜細亜の純情」。

車の主は、車内に不在…私が下りてくる山道の脇の林の中で何かやっている。林業従事者には見えないし、見ないふりして速足で降りました。あまり走らない方がいいと思い、一定のテンポで我関せずを装って通り抜けました。

その後も、追って来ないか、つけて来ないか、注意をはらって急ぎ足で降りました。

やっと人里が見え、ホッとした私は、

♪お団子お団子嬉しいな〜

とお弁当の歌の替え歌を歌いながら下りました。

御羽織屋のおばあちゃんの暗示はよく効く。おばあちゃん、ありがとう。

写真は宇津ノ谷峠にひょろりとした木があったので、私が名付けて「宇津ノ谷峠のネッシー」


2008.10.28.




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東海道五十三次歩きの旅十日目。長女との二人旅でワープした所を埋める旅二日目。そしてまたひとり旅。

長女を誘ってみたけれど、「もうコリゴリ」と断られました。ということは、これからずっとひとり旅決定かな。

前回(10月17日)の終点富士川駅に降り立ち、旅支度を整えるため、歩くたすけ(足袋型サポートソックス)に履き替えようとしたら、リュックに入っていない!探したけれど、どこにもない。忘れてきたんだ…

その上、小指のマメをガードするシートも持ってこなかった…

大分東海道五十三次歩きに慣れてきて、準備段階で気が抜けてたってことだね。危ない危ない。

車の運転も、全くの免許取り立てよりも、慣れてきた頃に事故りやすいというけど、旅支度に慣れた、なんて思って気が抜けていたんだね。

今日は距離が伸びない、遅い、足が痛くなる、と覚悟していたら…

いろいろ見るべきものが多くて立ち寄る箇所が多かったせいで、距離は31.7kmと、前回より歩いていないけれど、足は痛くならなかったし、速さは時速4.88kmといつもより速いぐらいだったので、歩きそのものに慣れてきたってことかな。いい筋肉がついてきたのかな。

今日の写真は由比宿おもしろ宿場館入り口にいる弥次喜多です。


2008.10.27.




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今日は個室の担当で、七五三のお祝いでいい雰囲気で楽しく接客でき、今日は楽しかったな、いろいろなお客様と接して、毎日が楽しいな、と思う反面、緋毛氈をしまいながら、今日もまた、似たり寄ったりのいつもの一日だったんだなと、ややうんざりしている自分に気が付きました。

お客様とのやりとりをいろいろ思い浮かべると楽しかったのに…

「商い」は「飽きない」に通じる、とよく言います。

毎日のように同じ料理説明をしている内に、マンネリ化しやすいけれど、今日いらしたお客様は昨日とは違う、その説明は初めて聞く、という方が多いと思います。だから、今日のお客さまは昨日とは違う、という「飽きない」を繰り返し続けなくてはいけない。

帰りに見た夕日もそう。今日の夕日は今日しか見られない。明日また、同じ時間、同じ場所で夕日を見たとしても、もう昨日の夕日は過去で、今日とは違う。

毎日違う夕日なんだ、と思うと、今日の夕日がやけに眩しくてきれい。

明日は明日の夕日を楽しみにしよう。



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