2012年01月


2012.1.31.




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1月31日(火)






日脚伸ぶ我の足長影法師






今日のヨガは、とにかく伸ばしました。


ヨガが終わり、外に出てみると、前回よりも日が伸びていることがはっきり分かりました。


私の影法師の足の長いこと。


あの「足長おじさん」の謎はこれではっきり解けたね。


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夜は「ハイパーアトラス」の稽古。


筋トレの背筋の時、「昔々あるところに、おじいさんとおばあさんがいました」から始まって、話をリレーしていくのをやりました。途中寄り道もあったけど、なんとか落ちもつきました。アンハッピーエンド。


稽古では、今までに段取りを付けたところを通しました。


今日はみつよちゃんとやっちの誕生日祝いをしました。


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2012.1.30.


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今年も川崎でお芝居に出ます!是非是非、観に来てください!




第4回川崎インキュベーター合同公演「ハイパーアトラス」
2012年3月1日(木)~3月4日(日)
ラゾーナ川崎プラザソル




■あらすじ


神奈川県川崎市川崎区にとても似ている区域、
「カワサキ区」


そこはドームに覆われ、
何人たりとも出入りを許されていない。
しかし区民たちは、ドームの中で幸福に暮らしていた。


旧JR川崎駅に研究施設を置く「メルカトル研究所」、
ラ・チッタデッラに機関を置く「カワサキスキー財団」、
そして財団下部組織である「ハイパーアトラス隊」が
感情処理装置「ディスポーザー」を操り、
区民たちの負の感情を「感情ゴミ」として処理することで、
区民たちを支え守っているからだ!


だがある日、ドームの外から来たという男が現れ、
人々の生活は変わってしまう・・・!




川崎インキュベーターがお送りする第4回公演は
地域密着型SFファンタジー!




■川崎インキュベーター合同公演とは


ラゾーナ川崎プラザソルを中心とした公演やWSで出会った各団体に所属をしたり
フリーで活動しているメンバーが、
プラザソルが誇る圧倒的なスタッフワークと、
劇場機構を熟知した演出、音響照明で公演を行う、年に1回のお祭り公演です。
(2009年「80日間世公演一周と3ヶ月」、 2010年「ニセモノニンゲン」、 2011年「街挿話」)


プロデューサー兼演出は、演劇教育の普及に力を入れ、
舞台監督など裏方を務める笹浦暢大(うなぎ計画代表)が手がけ、
脚本は、第1回公演~3回公演は劇団お座敷コブラの伊藤裕一が担当し、
第4回公演は川崎区在住の脚本家、河田唱子(へらへら眼鏡)が担当しています。
公演の主なスタッフもプラザソル職員によって構成され、
音響照明設備を生かしたファンタジー色の強い作品を展開します。




■タイムテーブル
2012年3月1日(木)~3月4日(日)
1日(木)19:00
2日(金)14:00/19:00
3日(土)14:00/19:00
4日(日)14:00/18:30
※開場は開演の30分前。
 受付時間は開演の1時間前になります。


■チケット
☆一般
前売 2,800円
当日 3,000円
☆中高生及び65歳以上(要証明書)
前売 1,500円
当日 1,800円
☆地域住民割引(要証明書)
川崎市民割 500円引き(割引併用不可)


■問い合わせ
ラゾーナ川崎プラザソル
044-874-8501(10~20時)
kikaku@plazasol.jp


合同公演実行委員会
go_do_4@yahoo.co.jp




■会場 ラゾーナ川崎プラザソル
川崎市幸区堀川町72-1ラゾーナ川崎プラザ5F


東京駅より約17分/品川駅より約9分/横浜駅より約8分
・JR川崎駅改札を出て左側へ。
ラゾーナ川崎プラザ入口がありますので、左寄りから中庭(2Fルーファ広場)へ出てください。
そのまま直進、緑色の看板の下から建物の中へ。入って少し行った右側のエレベーターで5Fへ。
スポーツクラブ、音楽教室の先にあります。
・改札よりホール入口まで徒歩約5分です。







2012.1.30.




1月30日(月)






節電の寒波毛布にくるまりて






寒い~。友人からのメールによると、旭川は -27℃。長野は -16℃。岩手は昼間に水道が凍って出なくなったとか…


夜は「ハイパーアトラス」の稽古。


オープニングで、今日は振りをもらいました。


帰りに飲みに行きました。


この後、「ハイパーアトラス」の宣伝を載せます。


明日辺り、友人に第一回目の宣伝メールを送る予定。










2012.1.29.




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1月29日(日)






久々に娘らと見る冬の星






最近犬を飼い始めたこともあり、次女はずっと帰ってきてなかったのですが、今日は久々に一緒にお昼を食べました。


地元で人気のスパニッシュ、「エルバルコ」で。


年賀状や宮島の土産を渡し、一旦別れたのですが…


年賀状と一緒に鎌倉パスタから来た誕生日の特別コースの葉書を見て、「夕飯、そこへ行きたい」と言うので、結局夕飯も娘らと一緒に外で食べました。


犬がいるとなかなか会えないからね。


犬はパグのグミちゃん。誰にでも人懐っこいそうなので、今度会いに行こう。


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1月28日(土)の②




みさきちが出る芝居を観に行きました。


会場は、江戸川橋の、Performing Gallery &Cafe 絵空箱。以前、みくみんのインプロ公演を観に行ったところで、バーに併設されたライブ会場といったところ。


(劇)真肋製菓
 『サムライ天使』
 作・演出 高橋直人


領土問題にゆれる私たちの小さな島で
600年より昔のサムライが、
ゾンビ化された状態で発見されました。


…という話。




もう公演期間が終わったので書いちゃいますが、もし再演なんてことになったら、サムライ天使を観る予定の人はこの先を読まないでください。


ゾンビ化してぐちゃぐちゃで発見されたオサムライさんはいつの間にか普通の人間になっていて、島で山羊を育てている。


オサムライさんを発見した時、恐ろしくて逃げた少女と助けた少年は恋人になるけれど、領土問題で二人は引き裂かれ…


島にオサムライさんを調査に来た学者さんは老人を介護して終わってしまい…


郵便局の二人はしょっちゅう難題をふっかけられてほとんど郵便局にはいない。


余命幾ばくもない某国の王子が島に静養に来て、郵便局の留守番というやりがいを得て、長く生き延びられる。


民宿の息子は潜水艦に乗ったまま浮上せずに死んでしまい、突然島を訪れた、その民宿の息子の妻は嘆き狂う。


沈んだ潜水艦は間宮といい、余命幾ばくもない王子の国の潜水艦である。王子は、砂漠化してもう住めなくなった日本から来た王子(皇子)である。


最後に…この話がすべて、作り話だった、ボケ老人に話して聞かせたサムライごっこだった、という落ちで…


ただし、そう解釈した人もいれば、精神病院と解釈した人もいたそうで…


私の後ろ辺りの席の方は、「騙された感しか残らない」と言ってましたが…


私はこういう、訳の分からない不条理なのって好きなんだけど…でも…


みさきちに「役者の力量の問題?」と聞かれ、うまく答えられなくて、後でメールする、と言って去りました。


で、みさきちに送った私の感想。


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


始まる前に代表の高橋さんが、泣いている人の隣で笑っている人もいる、と言っていて、全体に乾いた感じの芝居なのに泣けるシーン、あるのかな、と思いましたが、余命幾ばくもない王子のために万歳したところかなぁ…


私は笑うか泣くかで言えば、泣きますね。今回、泣くには至らなかったけど…


紙を使っていろいろ表現したのは面白かった。山羊や湯飲みや電話の受話器は秀逸でした。


ただ、紙が散らかしっぱなしなのはずっと気になって、何か理由をつけて片付けて欲しかった。


中に何人か、本当はすごくうまい役者さんなのに、わざとヘタに見えるよう演出されている?と感じるところがたくさんあって…
潜水艦沈没事件で右往左往するところなど、初立ち稽古でまるでノープランみたいな…


そういう演出で、そこもお客様をだましてしめしめ、という演出?


山も落ちもあると思いましたけど…


電話の子、なぜ、まるでノープランみたいに座ってるの?


それもわざと?北嶋マイはいてはならない?


そういう演出であるとすると、私は好きではない。ただの電話が凄い存在感で座ってるのが、私は好き。


王子は、あの態度が「日本の王子(皇子)」ということで、すごく納得して、今回の芝居で一番好きでした。


冒頭で、砂漠に東京タワーが立っている、と言っていたのに、日本は住めない場所になった、ということにショックを受けました。


手塚治虫の話が気になりました。


みさきちやおサムライさんが、「想像してみてください」など、語るところがあったけど、ああいう部分の語りは三文オペラの狂言回しみたいに、すごく達者であってほしい。なんか、初舞台でドキドキしている人が任されちゃった、みたいに見えました。それも演出だとすると、私は、それより三文オペラの狂言回しであってほしかった。


まとまらないけど、なんじゃこりゃ?ではなく、好きなんだけど、部分部分で「この人、うまいなあ」と思わせると、お客様はいいものを見られた、と、チケット代以上のものを得た気分になるんじゃないかと、私は思いました。


私も老人介護施設のボケ老人に、職員さんがオサムライさんの話を作ってあげて遊んでたんだと思いました。


不条理芝居と言ってましたが、不条理というとカフカの「審判」が思い起こされ、あの映画はいつまでも心に残る映画なので、そういうのを期待しちゃうのですが…


でも、私は感想を「楽しかった」で終わらせちゃうことも多く、そういう時はチケット代以上か、チケット代に見合った時間を過ごせた、と思っているから、それでいいのですが、今回みたいにたくさん語ることはあまりないので、それは私の心に残った舞台だったということだと思います。


私は時間も金も割いて見に行くのだから、自分にとってはあまり好きな作品ではなかった場合も、何か見つけて帰りたいと思っています。


今回は、好きな部分と好きじゃない部分があったことでいろいろ考えられたので、私にとっては意味のある舞台鑑賞になりました。


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